トップへ戻る

男性の薄毛の原因と対策方法。まとめ

男性の薄毛の原因と対策方法。まとめ

髪を洗った後に排水溝を見るのが怖い、髪のボリュームが低下した、人の視線が気になる、こんな悩みがありませんか。男性と女性の薄毛の原因は違います。原因が違えば薄毛の対策方法も違います。

薄毛対策は正しい方法で行うことが重要です。間違った対策を行えば、薄毛を進行させてしまう心配があります。では、男性はどのような薄毛対策をしたらいいのでしょうか。


・薄毛の原因


健康は人でも毎日100本程度の毛が抜けます。薄毛で悩む方は1日に抜ける本数が多かったり、1本1本の毛が細く弱々しかったりします。薄毛の原因として考えられることは5つあります。


1・血行不良

髪は毛母細胞という部位で作られています。毛母細胞に栄養を送っているのが毛乳頭です。髪の成長にはさまざまな栄養が必要で、栄養を届けているのが血液です。血液から毛乳頭が栄養を受け取り、それが毛母細胞に受け渡されて、細胞分裂が行われ髪が成長をします。

血行不良が起こると髪に十分な栄養が行き届かなくなります。髪の成長に必要な材料がなければ、髪は十分に育つことができません。血行不良の原因は、ストレス、冷え、運動不足などです。

2・頭皮の緊張

頭皮が緊張をして固くなると、血流が悪くなり毛乳頭の働きが悪くなるといわれています。頭皮の硬化に着目した成分を配合した育毛剤があります。こういったことからも、頭皮を柔らかく保つことは薄毛対策に大切なことといえるでしょう。

3・過剰な皮脂分泌

皮脂が過剰に分泌されると、毛穴がつまって髪が抜けやすくなります。また、過剰な皮脂が空気に触れて酸化をすると、酸化した脂質が頭皮にダメージを与えます。ダメージが大きければ炎症が起こります。炎症が起こることはまれだといわれていますが、炎症が起こるほどでないダメージでも髪の成長に影響を与えます。

4・男性ホルモン
遺伝的に男性ホルモンの感受性が高い方がいます。健康な髪を育てるには毛乳頭が働く必要がありますが、男性ホルモンの中のジヒドロステロン(DHT)は毛乳頭の活動を低下されるといわれています。男性のAGAはDHTが原因と考えられます。

5・栄養不足

髪の成長には栄養が必要です。必要なものが不足すれば髪の成長に影響がでます。仕事で忙しい男性は、外食や加工食品で食事を済ませてしまうことが少なくありません。加工食品などは脂質や糖質に偏っているため、こういった食事を続けていれば髪に必要な栄養が不足をします。


・栄養バランスがよい食事をする


血行を促進したり育毛剤を使用しても、髪の原料となる栄養が足りなければ髪の成長は期待できないので、まずは食事に気をつけてみましょう。
体にはさまざまな栄養が必要ですが、髪の成長に特に重要なものがタンパク質と亜鉛です。

髪はケラチンというタンパク質でできています。タンパク質を必要としているのは髪だけでなく、皮膚、爪、内臓、筋肉などさまざまな部位がタンパク質でできています。

体は生命維持に重要な部位に優先的に栄養素を送るため、生命維持にもっとも重要とはいえない髪は栄養の供給が後回しになってしまいます。そのため、薄毛対策には十分な量のタンパク質を摂取する必要があります。

タンパク質の必要量は、体重1kgあたり0.8~1gです。一度に多量に摂取しても体がきちんと利用できないので、一度に多量に摂取するのではなく毎食で適量を摂取するようにしましょう。

手のひら一枚分、タンパク質が多い食品を摂取することが目安です。タンパク質が多い食品は、肉類、魚類、卵、乳製品、大豆などです。亜鉛は髪の細胞分裂に必要とします。亜鉛が多い食品は、牡蠣、ごま、カシューナッツなどです。

アルコールの摂取や喫煙によって亜鉛が消費されてしまうので、アルコールの摂取や喫煙を控えたり、意識的に亜鉛を置く摂取するようにしましょう。
亜鉛とビタミンCを一緒に摂取すると吸収がよくなります。

ビタミンCが多い食品は、レモン、キウイ、イチゴ、ブロッコリー、パセリ、赤ピーマンなどです。吸収を阻害するものは、リン酸塩や食物繊維です。リン酸塩は加工食品に多く含まれています。

加工食品は亜鉛が少ない食品ですが、リン酸塩を多く含んでいるためより亜鉛が不足する心配があります。食物繊維は便通を促したり血糖値の上昇を抑制する働きがあるので、適度に摂取することは大切です。


・皮脂分泌を抑える


脂質や糖質の過剰摂取は皮脂分泌を増やします。脂質が多い食品は、揚げ物、肉類、乳製品などです。肉類や乳製品は髪の成長に必要なタンパク質を多く含んでいますが、同時に脂質も多く含んでいるので過剰摂取には気をつけましょう。

脂質が皮脂分泌量を増やすとはいっても、適度に摂取する必要はあります。オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸は体内で合成できないので食事から摂取する必要がある必須脂肪酸です。

オメガ3系脂肪酸が不足をすると、髪がパサつくようになります。オメガ6系脂肪酸は大豆油やコーン油などに多く、普段の食事で摂れていて、オメガ3系脂肪酸が不足をしているのでこちらを意識して摂取しましょう。

オメガ3系脂肪酸が多い食品は、青魚、クルミ、チアシード、亜麻仁油、しそ油などです。酸化しやすい油なので、亜麻仁油やしそ油は加熱料理には使わずにサラダや納豆などにかけて摂取をしてください。直射日光は避けて冷暗所で保管をします。

糖質も皮脂分泌を多くします。糖質は体を動かすエネルギー源となりますが、過剰な摂取は控えるとよいでしょう。仕事をしている男性は、昼食がラーメンやパンなど単品メニューになることがあると思いますが、こういったものは糖質に偏った食品です。

定食だと肉や魚、野菜、海藻なども食べることができて、髪に必要なさまざまな栄養素を摂取できます。食品の糖質量だけでなく、GI値にも気をつけましょう。GI値都は血糖値の上がりやすさを示したもののことです。

血糖値が高くなると血糖値を下がるホルモンのインスリンが分泌されます。インスリンには皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す働きがあります。GI値が高い食品は、砂糖、はちみつ、精製した穀物、じゃがいもなどです。


・血行促進


せっかく摂取した栄養素も血行が悪ければ毛乳頭に届きません。マッサージには血行をよくする働きがあります。指の腹を使って優しくなでるようにマッサージをしましょう。

薄毛対策のためと思ってつい力を入れたくなりますが、力を入れると逆効果です。頭皮を傷つけて頭皮環境が悪化をします。ブラシでトントンと叩く方もいますが、これもやってはいけない方法です。固いブラシが頭皮にあたると頭皮を傷つけます。

もしもブラシを使うのなら、柔らかいものを使って力を入れないように使用しましょう。入浴にも血行をよくする働きがあります。シャワーを浴びただけでは体を芯から温めることができないので、湯船に浸かることがおすすめです。

熱いお湯は体の負担になったり長時間入浴できないので、38~40℃ぬるま湯に浸かります。熱いお湯に短時間浸かるよりも、ぬるめのお湯に長時間使った方が体は温まります。10~15分を目安に入浴をしましょう。


・シャンプーを見直す


シャンプーに含まれる洗浄成分が頭皮環境を悪化させることがあります。気をつけたい成分が、ラウリル硫酸とラウレス硫酸です。これらは洗浄力が強く、頭皮に必要な潤いを奪ってしまいます。

ドラッグストアなどで安く売られているシャンプーは、これらの成分を使用していることが多くあります。おすすめの洗浄成分はアミノ酸系です。アミノ酸系のシャンプーは洗浄成分がマイルドで、頭皮環境を守りながら不要な汚れを落としてくれます。

ココイル○○、ラウロイル○○などと記載されています。アミノ酸系の洗浄成分とラウリル硫酸やラウレス硫酸を一緒に配合しているシャンプーもあるので、成分表を確認してください。

洗い方も重要です。強い力でこすって洗うと頭皮を傷つけるので、指の腹でマッサージをするように洗います。洗浄成分が残っていると頭皮にダメージを与えるので、洗い流しがないようによくすすぎます。